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ガス消火とは?
二酸化炭素(CO2)の性質について

二酸化炭素(CO2)は常温常圧では気体で、圧縮して冷却すると液化し、さらに冷却すると、固体のドライアイスとなります。
気体のCO2は空気の約1.5倍重いガスで、他の物と化合しにくい安定している気体です。
また非導電性の気体で、絶縁性は空気の約1.2倍です。
純粋なものは無色無臭で、水に溶けると弱酸性を示します。
消火剤としてはボンベに液体で貯蔵されます。
CO2の消火剤としての特徴は、気体のため狭い隙間に入り込んで消火できること、消火後に汚損が残らないことです。
また、A級(紙、木材、綿花)、B級(可燃性液体)、C級(電気設備)のすべての火災に適しています。
二酸化炭素消火装置の消火の原理は、CO2を放出することにより酸素濃度を低下させ、また、新たな酸素を遮断することにより燃焼を不可能にしてしまう、いわゆる窒息消火です。
通常、空気中には約21%の酸素が含まれていますが、この濃度を約15%以下に下げると、燃焼は持続できなくなります。
また、CO2は液体から気体に変わるとき、1kgにつき37.1kcalの気化熱を奪うため、窒息効果に加えて、補助的に冷却効果も期待できる消火法です。
しかし、CO2放出後の室内のCO2濃度(全域方式)は約30%となるため、短時間で窒息死する危険性があります。
本消火装置を使用する場合は、人員の退避を必ず確認してください。

二酸化炭素(CO2)の物性

化学式 CO2
分子量 44.01
三重点(-56.6℃) 5.28kgf/cm2
臨界温度 31.1℃
臨界圧力 75.28kgf/cm2
飽和蒸気圧(20℃) 58.46kgf/cm2
液体密度(20℃) 0.7707kg/L
気体密度(1気圧20℃) 3.362kg/m3
気化潜熱(20℃) 37.1kcal/kg
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ハロン1301の性質について

今まで消火装置の主流を成して来た二酸化炭素(CO2)消火装置は、CO2を放出することにより室内の酸素濃度を下げて(21%から約16%)消火する、いわゆる窒息消火でした。
一方、ハロン1301消火装置は燃焼現象を化学的な目で把え、その燃焼機構をハロン1301の負の触媒作用(化学的な抑制作用)で断ち切ろうとする消火力の大きい画期的な消火剤であります。
消火に要する濃度はCO2で30数%、ハロン1301で約5%必要とします。
ハロン1301は安定性の高いガスであり消火に要する濃度も低いため、人間が短時間いたとしても窒息の恐れがない安全で効力のあるガスと言えます。
ハロン1301自体は安定性の高いガスですが、その消火機構はハロン1301の熱分解に基づく化学作用によるため、消火時には少量ですがふつ化水素、臭化水素などのハロゲン系有毒化合物を生成します。
これらの影響は通常の初期消火では問題ありませんが、火災状況、消火条件により生成量は異なりますので、火災の状況によってはガス中毒の危険性があります。
ガス放出時は早急に室外に退避するようにしてください。

ハロン1301の物性

化学式 CF3Br
分子量 148.9
沸点(1気圧) -57.8℃
凝固点 -168℃
臨界温度 67℃
臨界圧力 40.4kg/cm2 a
飽和蒸気圧力(21℃) 14.0kg/cm2 g
臨界密度 0.745g/cc
液体密度(30℃) 1.499g/cc
ガス密度(1気圧21℃) 6.26kg/m3
ガス比容積(1気圧21℃) 0.160m3/kg
蒸発潜熱(-57.8℃) 28.38kcal/kg
絶縁耐力(1気圧25℃) 1.83(N2=1)
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タワー方式の二酸化炭素消火設備の系統例
タワーイメージ
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